無料提供馬 エスペランサシチー 第6戦


友駿愛馬第41号は無料提供馬ヒューストンシチーの代替馬。

エスペランサシチーは母が高齢であまり期待はしていないが、池上昌弘厩舎ということもあり無料なら欲しいという気持ちはあった。なので、無料で貰えて嬉しい。


ここまで2着2回、5着6着など勝てないものの善戦マン。

時計の要する馬場でしか浮上できないが、未勝利なら能力上位。

前走も6着だが、4着馬からはクビクビ差で着ほど負けてはいない。

なんとか勝ち上がって欲しい。


3月17日 中京1R 3歳未勝利 ダート1200m 混合戦に出馬想定も除外対象の為に変更。


3月17日 中山2R 3歳未勝利 ダート1200mに出走!!

2着/4番人気。

惜しいクビ差の2着。

もうほとんど勝っていた競馬。

いつも時計のかかる時にしか浮上しなかったエスペランサシチーだが、今回は水準級の時計で2着。

これまでで一番良い内容で大変嬉しい。


もう次は本命級の評価で勝ち負けだろう。

メンバーの弱くなる福島あたりで確実に決めたい。


レース回顧と時計の分析、レース後の松岡正海騎手のコメントと専門誌の評価を掲載。

(2012年3月21日完結)

2012年3月7日立ち上げ

●次走は少し間隔を空けて地方交流戦の予定

 クラブ公式HPエスペランサシチーの近況報告によりますと、我らが愛馬エスペランサシチーは前走の疲労が見られるということで、少し間隔を空けて地方交流戦に登録する予定で進めて行くということです。在厩のまま調整されています。

 中央でこれだけ走れる馬ですから、当然地方交流戦なら力上位は明白で、勝ち負け必至でしょう。これは楽しみですね。

これ以降は2012年3月14日に作成

●追い切り情報(3月14日更新)

前走前 2月15日 美浦南ウッドチップ 稍重馬場 一杯に追う

助手
5F 71.0
4F 55.2
3F 40.3
1F 13.4[9]



3月4日 美浦南ウッドチップ 稍重馬場 馬なり余力

助手
4F 70.5
3F 55.9
2F 40.9
1F 13.7[6]


3月7日 美浦南ウッドチップ 稍重馬場 一杯に追う

助手
5F 69.1
4F 54.4
3F 39.6
1F 12.8[8]
マイネルモーヴ(3歳500万下)馬なりの外を0.8秒先行同入


3月14日 美浦南ウッドチップ 良馬場 強めに追う

石神深一
5F 67.5
4F 52.9
3F 39.2
1F 13.1[9]
マイネルモーヴ(3歳500万下)一杯の外を0.9秒先行同入
 3月4日、次走に向けて追い切りを開始しました。

 3月7日、出走はまだまだ先と言うことで、いつものように入念に乗り込まれています。池上昌弘厩舎は結果を残している厩舎だけあって、しっかりとやってくれますねぇ。なんとかワンパンチ足りないエスペランサシチーを勝ちあげて欲しいですね。

 3月14日、石神深一騎手に追い切っていただきました。体重の軽いジョッキー騎乗ですが、自己ベストを更新しました。今週は出馬想定していますが、除外対象です。
 一応、私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。エスペランサ並みにはいい動きだと思います。

●気になる出馬想定表(3月17日 中京1R)

 我らが愛馬エスペランサシチーは3月17日 中京1R 3歳未勝利 ダート1200m 混合戦に出馬想定されています。

 鞍上も乗れている若手の川須栄彦騎手を確保しており、是非とも出走したいのですが、フルゲート16頭のところに想定数が27頭おり、優先出走権がなく、かつ出走間隔の短いエスペランサシチーは現在除外対象です。

 ですので、詳細な出馬想定表は今回割愛させていただきます。

これ以降は2012年3月15日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 3月17日 中山2R 3歳未勝利 ダート1200m 出走数16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アラビアンマジック 武豊  3/03 未勝利 中京ダ1200
アルパインスタイル 横山義行 12/24 新馬 中山芝1600 13 10
エスペランサシチー 松岡正海  2/19 未勝利 東京ダ1300 11 B+
エリクサー 内田博幸  3/03 未勝利 中山ダ1200
クリノハナミチ 村田一誠  2/12 新馬 東京芝1600 14 13
クレバータイガー 木幡初広 10/08 未勝利 東京芝1400
シルバーヒリュウ 二本柳壮  2/05 新馬 京都ダ1200 16 16
シンデンゼアス 小林淳一  1/14 未勝利 中山ダ1800 16 15 13
トミケンボニート 田中勝春 初出走
パリーナチャン 石橋脩 11/19 未勝利 東京ダ1400 10 14
ヒシパレード 北村宏司  1/09 新馬 中山芝1600 15
フジマーガレット 三浦皇成  2/05 未勝利 東京ダ1300 12 11
ポップイン 吉田豊  2/12 未勝利 東京ダ1600 11
メモリアビアンカ 山崎亮誠 12/18 未勝利 中山芝2000 15 10
レガシーゴールド 岩田康誠  1/21 未勝利 京都ダ1200
ワイルドアイザック 柴田善臣 12/10 未勝利 中山ダ1200

表中の「優」は前4節以内の優先出走権を持っている馬 「初」は初出走の馬 騎手の太字は乗り替わり

結局、除外対象の中京から中山に移動しました。急遽の移動で松岡正海騎手という一流の騎手を確保できたことは大きいですね。相手にも恵まれましたし、上位が期待できそうです。

●中山ダート1200mコース解説

 向正面2コーナー奥の芝の地点からのスタート。芝コースから発馬の上、緩やかながら下り坂を駆け下りて3コーナーに飛び込むため、テンから加速がつきやすい。
 芝の部分を長く通れるため、外枠の方が有利と言われている。確かに実際に7〜8枠の成績は良いのだが、この要因はスタート地点だけの問題ではない。砂を被ったり、揉まれたりしないで先行できる点にもある。内枠の馬でもテンのダッシュ力が速く、すんなりハナを奪うことができれば、そのまま押し切れる。逆に内枠で先行できずに中団以降に置かれると、外から他馬に被せられて苦しくなる。
 ゴール前に急坂はあるものの、基本的には逃げ・先行馬が有利。3〜4コーナーを回り直線入り口で逃げ馬が後続馬を大きく突き放してしまうことも珍しくない。
有利な枠順 外枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント テンのダッシュ力、枠順
種牡馬ベスト サクラバクシンオー、アフリート、アジュディケーティング
連対騎手ベスト ペリエ、横山典弘、武豊、柴田善臣、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分13秒7 1分13秒6 1分13秒0 1分12秒6
2歳未勝利 1分13秒6 1分13秒3 1分12秒5 1分13秒0
2歳500万 1分12秒2 1分12秒4 1分12秒4
3歳新馬 1分13秒9 1分13秒2 1分13秒2 1分12秒9
3歳未出走 1分13秒5 1分12秒8 1分13秒3 1分12秒9
3歳未勝利 1分13秒5 1分13秒1 1分12秒7 1分12秒8
3歳500万 1分12秒5 1分12秒2 1分11秒8 1分12秒2
古馬500万 1分12秒4 1分12秒2 1分12秒0 1分12秒1
古馬1000万 1分11秒8 1分11秒4 1分11秒1 1分11秒1
古馬1600万 1分10秒9 1分11秒0 1分10秒7 1分10秒0
古馬オープン 1分10秒6 1分10秒0 1分09秒1

●騎手は松岡正海騎手 ほっさん評価「A−」

 今回のエスペランサシチーの鞍上は松岡正海騎手です。当初はエスペランサシチーは中京で川須栄彦騎手予定でしたが、除外対象の為に急遽中山に変更。こういった時はいい騎手は空いていないものですが、松岡正海騎手という一流騎手を確保してくださいました。それだけ陣営もエスペランサに期待が大きいということなんでしょう。

  私ほっさん愛馬との相性も良く、9番人気のチャーミングシチーを最後までしっかりと追って2着に持ってきたり、エスポワールシチーでは2勝してくださったりと大変お世話になっています。過去6戦2勝2着1回と素晴らしい成績です。

 東京よりも中山の方が成績も良く、今回強い相手はいるものの、彼の手腕でなんとか優勝できないかとワクワクしています。


 2012年3月15日現在、JRA通算536勝、GTはマイネルキッツの天皇賞春とコイウタのヴィクトリアマイルの2勝でいずれも12番人気での勝利。重賞20勝。勝率8.9パーセント、連対率17.6パーセントと一流騎手の成績。。しかし、昨年(2011年)は53勝にとどまり、勝率も7.8パーセントと元気がなかった。本年(2012年)はここまで5勝、勝率8.2パーセントと少し盛り返している。


 松岡正海(まつおか まさみ)は1984年7月18日生まれの27歳。日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニングセンター所属する10年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。現在は相沢郁厩舎所属。


 2003年に前田禎厩舎所属でデビュー。同期は石橋脩、長谷川浩大、北村浩平、佐久間寛志、生野賢一、高井彰大、加藤士津八、鈴木慶太、南田雅昭らがいる。


 初年度は11勝で、25勝した石橋脩騎手に遅れをとり関東新人騎手賞を逃した。初勝利はデュエットシチー。

 通算100勝を上げたのは石橋脩騎手と同じ日だった。

 2005年2月にダイヤモンドSで重賞初勝利を上げるが、同年秋、前田禎師が逝去し、相沢郁厩舎に異動した。

 2006年にはマイケル・キネーンの紹介によりアイルランドの有力な調教師ジョン・オックス厩舎の元で約3ヶ月間の海外出張を行った。現地では騎乗は2鞍(6着、8着)だったが、馬の身の回りの世話や日本との違いなどを肌で感じ取った。松岡自身も、「この時の経験が、自分の競馬に対するスタンスを変えた。」と語っている。翌2007年もアイルランドで修業をしている。

 2007年の皐月賞は15番人気のサンツェッペリンでハナ差2着と惨敗。相当悔しがり、検量室前で思わずヘルメットを叩きつけた。同年のヴィクトリアマイルを12番人気のコイウタで勝利し、GT初制覇を果たしている。

 2009年4月18日には通算勝利数が300勝に到達し、同年5月3日に12番人気のマイネルキッツで天皇賞・春を制覇。

 2008年が91勝、2009年は98勝、2010年は109勝と確実に勝ち星を伸ばしている。


 元騎手で競馬評論家の坂井千明氏に師事しており、坂井が主催する若手騎手の勉強会、通称「千明塾」門下生の代表的な存在である。

 独身時代はキャバクラ好きとして知られ、『競馬最強の法則』(KKベストセラーズ)誌上でターザン山本と対談した際には「(キャバクラは)わが国の宝ですから!(笑)」とまで語っていた。当時はそのこともあり金遣いも荒く、年間数千万円の収入があるにも関わらず、しばしば担当の税理士から「もう少し稼がないと税金が払えなくなる」と注意されていたという(『競馬最強の法則』2007年11月号) 。

 野球をプレーした経験があり、2006年5月22日に行われたJRA騎手東西対抗野球大会では、投手として完投勝利しMVPを受賞した。

 タレントほしのあきが名付け親で有名なハシッテホシーノの主戦騎手に指名された事がきっかけでみんなのウマ倶楽部のレギュラー、木下優樹菜と知合い、「GTで勝ったら、インタビューで(木下の口癖である)『チョリース!』を披露する。」と約束。その後、上述の通りマイネルキッツで勝利したため約束を実行に移す。しかし、伝統の天皇賞に於いてのその行為に批判の声があった。

 競馬評論家の中では清水成駿氏のファンで、『1馬』(現・優馬)で「今日のスーパーショット」を連載していた頃からの愛読者だという。清水が東京スポーツに移籍してからも同紙の「馬単三国志」を愛読している。

 2009年12月にタレントで『馬三郎』で競馬予想を掲載している杉浦美帆さんと結婚。

 JRA騎手の南田雅昭、黛弘人らとはバンド仲間であり、「ノビーズ」というバンド名でライブ活動を行っている。

 週刊Gallopや自著「藤田伸二の男ラム」で、藤田伸二騎手が「最近の若い騎手は覇気がない」と言いつつも「正海はいいね」と発言したことがある。
 一方、田原成貴元調教師は、松岡について注目する若手騎手としつつも「いい意味でのヤンチャとただ荒々しいことを取り違えているんじゃないかと疑いたくなるほどもつれた場面で危険な乗り方をしているレースがある」との懸念も表明している


「明確な意思を持って騎乗するジョッキーである。馬上で激しいアクションをとっても乱れは少ない。馬を抑え込んで御すことができ、自在の立ち回りをしてくる。競馬の予想が好きで、レース展開を読んで決め撃ち的な騎乗をすることが多い。コイウタとマイネルキッツのGT勝ちはロスなくインで脚をタメて作戦勝ちという部分があった。コメントは的確で戦法に関する話は信頼して良い。
 2006年以降、.056→.088→.110→.116→.129と確実に勝率を上げていたが、2011年は.078と大きく後退。1着が53回、2着が70回と2着が多いのも気になる。どこか体に悪いところがあるという話はない。見た目にもしっかりと追えている。夏の新潟では早めにスパートして踏ん張らせる意欲的な騎乗が見られたし、成績がひと息だからといって不用意に評価を落とすのは危険だろう。
 コース別では府中より中山で連対率が良い。厩舎面からの狙いは武藤善則、松山康久、手塚貴久など。山内研二、大久保龍志、領家政蔵、宮徹と、西の厩舎でも結果を出している。マイネル軍団との結び付きは相変わらず強固だ。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)

 ほっさん愛馬での成績 (6戦2勝)


2007年 9月 9日 チャーミングシチー  2歳新馬       阪神芝1800m 2着/9番人気
2008年 5月 3日 アイオロスシチー   3歳500万下    東京ダ1600m 11着/4番人気
2008年11月 2日 エスポワールシチー 錦秋S 1600万下 東京ダ1600m 1着1番人気
2009年 3月29日 エスポワールシチー マーチS GV    中山ダ1800m 1着1番人気
2010年10月 2日 アルマニャック    2歳未勝利      阪神ダ1800m 14着/12番人気
2011年10月10日 エスポワールシチー 南部杯JpnT    東京ダ1600m 4着2番人気

これ以降は2012年3月16日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「波乱含み」


見解
「ワイルドアイザックは取消明けだが、攻め入念で好仕上がり。前走は内で窮屈な競馬。スムーズならスピード上位。アラビアンマジックは詰めが甘いが安定感は上位。エリクサーも発馬が決まれば差はない。」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
フジマーガレット △△
ワイルドアイザック
メモリアビアンカ
ポップイン
レガシーゴールド
エスペランサシチー △△ △△
クレバータイガー
アラビアンマジック
エリクサー △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ワイルドアイザック 3.3
アラビアンマジック 3.8
エリクサー 4.2
エスペランサシチー 9.6
ポップイン 12.0
レガシーゴールド 14.3
メモリアビアンカ 15.4
フジマーガレット 20.3
以下22倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
エスペランサシチー 60 60 58 53
ワイルドアイザック 61 59 61
アラビアンマジック 68 64 68 63
エリクサー 71 68 67 67


デイリー馬三郎

加藤剛史 本紙の見解

「ワイルドアイザックは脚元の不安が解消して、追い切りの動きがパワーアップ。前走は先行策が取れずに敗れたが、未勝利なら上位のスピードがある。」

◎ ワイルドアイザック
○ エリクサー
▲ アラビアンマジック
× エスペランサシチー

以下省略

エスペランサシチーは森元記者 〇、玉川、澤田、石堂、SP坂 各記者▲、×(4番手評価)は5記者となかなかの印をいただいています。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

エスペランサシチー(6着)

 「いい位置につけられましたが、今日は外枠だった分だけ、幾らかロスがありましたね。ただ、それでもいつも堅実に走ってくれる馬です。」(石橋脩騎手・競馬ブック)

 「徐々に良くなっていますが、思うよりラストの粘りが足りませんでした。外枠も少し響いたと思います」(石橋脩騎手・友駿ホースクラブ公式HP)
 「仕掛けて中団へ。大外枠で少し外を回らされた分はあったが、直線入り口での手応えは今ひとつ。踏ん張っていたが、ラスト1ハロンで甘くなった。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

エスペランサシチー

 「前走は大外枠が響いた。疲れはなく順調にきているし、展開の助けがあれば十分にやれる。」(池上助手・デイリー馬三郎)

 「浦和の交流戦に登録しましたが除外となったため、急遽中山へ登録しました。動きはまずまずで好レースを期待します」(池上昌弘調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●ほっさん予想

 アラビアンマジックとエリクサーの2頭が抜けた人気になるでしょうが、我らが愛馬エスペランサシチーも3、4番人気辺りにはなりそうなメンバーです。

 まず掲示板は外さないでしょう。人気通りの3、4着だと予想しますが、勝てない相手ではないような気がします。

これ以降は2012年3月21日に作成

●レース 

 私はエスペランサシチーのレース時刻は愛馬アルマニャック、マデイラ、クレセントシチーの応援に行く為に阪神競馬場に向かう車の中でしたから、ラジオでの観戦となりました。

 スタートして直後に本命視していたエリクサーが出遅れたとの実況。ダートの短距離ですし、エリクサーの巻き返しは厳しいだろうと思いここでエスペランサシチーの少なくとも2着は確信しました。正直ニヤニヤしていました。

 しかし、もう1頭の強敵アラビアンマジックは好ダッシュからハナを奪い、名手・武豊の逃げですから手強いなと思っていました。

 我らが愛馬エスペランサシチーもいつもの好スタートからアラビアンマークの2番手。このまま2頭で決まると思いました。

 4コーナーを過ぎ、直線ではエスペランサシチーは早くも先頭。しかし速い脚がないエスペランサシチーですからこれは当然のことで、ラジオでは勝ったかとドキドキしながら食い入るように聞き入っていました。

 しかし、いつの間にか出遅れたはずのエリクサーがすぐ後ろに。「さあ、エリクサー、前の2頭を捉えるか」と実況され、あらら?出遅れたのに、そんなに脚色が良いんかいと驚きました。それでも相当脚を使っているはずだから交わされることはないだろうと思っていましたが、「エリクサー捉えました」の実況。思わずヘナヘナと崩れました。

 それでも勝ち馬からは僅差の価値ある2着。愛馬同日5頭出しの最初のレースが幸先よく、嬉しくなりました。

●時計の評価

 今回のエスペランサシチーの走破時計1分12秒8稍重馬場は、中山ダート1200mの3歳未勝利クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが、1分13秒1稍重馬場ですから、ほぼ水準級の時計ということができます。下記、競馬ブック誌の勝ち馬エリクサーの時計の評価も水準級ということです。

 ですから、相手が強かったということでもありませんが、これまでエスペランサシチーは時計のかかる時しか上位に浮上できませんでしたから、標準の走破時計で2着に来たということは一歩前進と評価していいと思います。しかも勝ちに行っての2着と価値は高いです。

 この競馬ができるのなら、あとは順番待ちですね。未勝利クラスを勝ち上がれる力は十分あると思います。その時が来るのが楽しみですね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

エスペランサシチー(2着)

 「向正面でフラついていたし、3角では掛かってしまいました。その分、交わされてしまいましたが、もう少し気性が大人になって欲しいですね。」(松岡正海騎手・競馬ブック)

 「3コーナーで少しかかってしまいました。もう少し気性面での成長が欲しいです」(松岡正海騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

エスペランサシチー(2着)

 「早目に逃げ馬の外へ。それを交わしてほぼ勝利を掌中に収めたかに見えたが、勝ち馬の脚いろが勝っていた。3着には3馬身差。あとはメンバー次第。」(競馬ブック)

エリクサー(1着)

 「出遅れたが、難なく中団を確保。3分3厘からの追い上げが凄かった。今日は最後まで集中力が途切れず、差し切り勝ち。この時計でほぼ水準だろう。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 本賞金が200万円。1口に割りますと2走前同様200円程度になると思われます。賞金こそ少ないですが、毎回レースが楽しめ、ドキドキハラハラさせてくれます。馬主としては十二分に満足ですね。

●今後の展望

 ダートの短距離が合うことは疑いようが無く、この条件であとはメンバー次第での順番待ちといったところです。

 能力的に未勝利を勝てることは間違いありませんが、ここから故障や不振で勝ち上がれなくなる馬も過去に何頭も見て来ました。まずは1つ確実に勝って安心させて欲しいですね。

●最後に

 私の過去の愛馬はデビューが遅く、未勝利末期のメンバーが弱化した時期でようやく2着や掲示板に浮上するも結局勝ち上がれずという馬が多かったですが、このエスペランサシチーは早期に始動し、メンバーの比較的濃い時期でも2着3回と結果を残してくれています。これは本当に素晴らしいし嬉しいことです。

 まだまだ未勝利戦終了までは時間もありますし、なんだか余裕を感じます。しかし、連戦していますし、いつ疲労がドカッと出るかもわかりません。とにかく1つ確実に勝ちたい。それだけですね。

 松岡正海騎手の積極的な騎乗は大変満足でしたし、次走も彼か石橋脩騎手にお願いしたいですね。それ以外のいわゆる鞍上強化は必要ないと思います。

 さあ、今回グンと内容も良くなりましたし、次走は本命級でしょう。今回想定されていた中京なら応援にも行けたのですが、もう開催も終わりますし、どうやら福島のようですね。ここの方が番組も多くメンバーも軽くなりますから、確実に決めて欲しいですね。

 福島なら松岡正海騎手は来ないでしょうから、石橋脩騎手かな?いずれにしても優先出走権もあり、いい騎手も確保できますから楽しみですね。

 期待しているぞ、頑張れエスペランサシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2012年3月7日立ち上げ 14日、15日、16日、21日加筆

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エスペランサシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2012年 2月19日 第5戦 3歳未勝利 東京ダ1300m (6着/4番人気)

2012年 2月 5日 第4戦 3歳未勝利 東京ダ1300m (2着/4番人気)

2012年 1月21日 第3戦 3歳未勝利 中山ダ1200m (5着/7番人気)

2011年11月27日 第2戦 2歳未勝利 東京ダ1600m (11着/7番人気)

2011年11月12日 デビュー戦 2歳新馬 東京ダ1600m (2着/5番人気)